月光蝶である

私が長年プラモデル塗装用に使用している筆。



1本100円程度の何処にでもある筆で何も特別なものではない。
ちょっと値段が高めの筆も数本使用したことがあるのだが、
他の筆がどんどん使い物にならなくなっていく中、この筆だけは生き残っている。



いつの頃からか非常に手に馴染み、
どんな細かいパーツも大きいパーツも、明るい色も暗い色も
今は太さ７ミリのこの筆1本で全て塗っている。

「弘法筆を選ばず」という言葉があるが、
素人の私はこの安物の筆を選んでしまったということだろうか。