月光蝶である

今回は「武田信玄に学ぶ金の増やし方」。



武田信玄といえば無敵の強さを誇った戦の神様のようなイメージが強いが
若き日の信玄は武人というより文人と呼ばれた方がしっくりくるような
戦に弱い武将だったという。



最近は不況の影響もあり空前の「金」ブームなのだそうだが、
戦国時代、いち早くこの金に目をつけたのが信玄で、
全盛時には領内に28ヶ所もの金山を所有していたという。



これら金山から採掘された金は「甲州金」と呼ばれ、
特殊な精製法で加工され、その純度は75%もあったという。
その純度の高さが現代と比べどの程度のものなのか、
残念ながら金に詳しくないので全く分からないのだが。



信玄流　財テク術
其の一　“金”の真の意味を知れ
其の二　お金で買えないものを買え
其の三　とにかく渡せ
当時金には通貨としての価値はなかったそうなのだが、
見た目のきらびやかさから貰えばやはり嬉しい物だったということで
その金を渡すことで人の心を掴んでいたそうだ。
また、敵将を買収する目的でもとにかく金を積み、
たとえ相手が誘いに乗らなくても金を渡した噂を流し、
敵軍の信頼関係を崩すことにも一役買っていたという。



武田信玄のSAMURAI魂
時代の風をよみ　情報の林をかきわけ
爪に火をともせば　財産山の如し

戦国無双の影響で武田信玄の声は郷里大輔さんの声で再生されてしまうのだが、
この人はガンダム世界ではドズル中将やバスク大佐などいかつい人物の声を当てている。
いかついイメージの声ではあるが、キン肉マンではロビンマスクのような
かっこいいタイプのキャラクターも演じているのは少々意外である。