月光蝶である

爆笑問題が司会をやっている、最近めっきり少なくなった「ドッキリ」物の番組。
お金と時間を掛けた大作が多かったが、正直いまいち。
前回の2のときのTKO木下へのドッキリが結構面白かったので割と期待していたが、
今回は大掛かりなものほど面白くないという結果に。
昔の「どっきりカメラ」や「スターどっきり○秘報告」など素直に笑えるネタが多かったが、
今はクレーマーのような団体がうるさいのか、どれも皆中途半端な印象。
「※後でスタッフが美味しくいただきました」のようなテロップがやたらと出る。
ひたすら板東英二だけが目立ったような番組であった。

大掛かりなもので笑えたのは最初の映画「クローズZERO2」の宣伝のようなネタに
ハリセンボンやブラックマヨネーズ小杉たちが引っ掛かっていたものくらいか。
ちなみにハリセンボンのときは「3月15日に収録されたものです」とテロップが出ていた。



全体を通して一番笑えたのはザブングルの加藤と響が引っ掛かった
「ロッカーから人質が出てくる」というもの。
シンプルではあるが、ターゲットの驚き具合が素直に伝わってきて面白かった。



今大人気のオードリーも登場していたが、なんとも中途半端で、
ただ春日のいい人さだけが目立っていただけであった。

このご時勢、あまり過激な内容の番組は作れないのかもしれないが、
ただ金を掛けて売れてる芸能人を出しておけばいいというものではない、
ということが証明されたような番組であったのは残念である。
おそらく今後4,5と続いていく番組なのだと思うが、
次回はもっと楽しめるネタを用意していただきたいものである。