こち亀3巻
秋本治先生作の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」という長い名前のこの漫画、
最近では「こち亀」と略して言われることが多いようだ。
だが本当に長いのは題名ではなく、その連載期間である。
1976年から連載が始まりもうすぐ33周年を迎え、コミックスは現在163巻まで出ている。
163冊も出ているとこれから集めようという人は躊躇してしまうだろう。
105巻まで持っている私ですら、残りの60冊近くを集めようかどうか迷っているくらいだ。
しかし「こち亀」はほとんどの話が1話完結のギャグ漫画であるため、
どの巻から読み始めてもストーリーが分からなくて困るということがない。
そこで、私的にこれがお勧めだと言える巻を紹介していきたいと思う。
今回紹介するのは第3巻。
最近とはあまりに違うその絵柄から敬遠されることの多い初期の作品であるが、
両さんはもちろん、部長や中川、戸塚など周りのキャラクターが今以上にはじけている。
収録作品
「消えた派出所!?」の巻
「なめるなよ!!」の巻
「しつこさ一番!!」の巻
「再建の日!!」の巻
「執念の人たち!」の巻
「この世を華とするために」の巻
「射殺命令!?」の巻
「治安の戦士!?」の巻
「ゴキブリと両津」の巻
私のお勧めは「執念の人たち」から「この世を華とするために」へつながる手錠関連のお話。
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